古代のロマンあふれる、板付弥生のムラへようこそ!
◆当サイトは、福岡市教育委員会・文化財管理課および板付遺跡弥生館の
承認をえて、館内展示物の文章等を引用させていただいております。
板付遺跡公園をビデオでご案内いたします。
板付遺跡弥生館の展示物をビデオでご案内いたします。
板付遺跡とは?
板付遺跡は、わたしの住む福岡市博多区板付にある、国指定史跡です。
縄文時代晩期から弥生時代後期のもので、低台地上の環濠集落と、周辺に
ひろがる水田跡や墓地など、歴史を繋ぐきわめて重要な史跡なのです。
竪穴式住居が復元された「板付遺跡公園」と、体験型資料館「板付遺跡弥生館」
が併設され、弥生人の生活を知ることができます。
このサイトは、板付遺跡の魅力を少しでもお伝えしたいと思い、製作しました。
喧騒とした現代に生きる我々だからこそ、弥生人たちの声を聞くひと時が必要
なのではないでしょうか?
ゆっくりと、古代へのタイムスリップの旅を楽しんでいってください。。
板付遺跡弥生館について
竪穴住居をイメージした板付遺跡弥生館は、板付遺跡を紹介し、弥生時代のことを学ぶ施設です。
館内では、板付遺跡の模型と大型画面の映像を見ながら皆さんといっしょに板付遺跡の不思議を考えます。
展示は、春、夏、秋、冬の季節ごとに板付弥生のムラの人びとがどんな生活をしていたのか、どんな道具を持っていたのかがわかるよう工夫しています。
展示資料のほとんどは、発掘資料をもとに復元製作したものです。
実際に手に取って確かめてみましょう。
きっと弥生人の知恵や暮らしぶりが実感できることでしょう。
福岡市教育委員会
板付遺跡弥生館
〒812-0888 福岡市博多区板付三丁目21-1
TEL 092-592-4936
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(利用案内)
開館時間 午前9時〜午後5時
(入館は午後4時半まで)
休館日 年末年始(12月29日〜翌年1月3日)
入館料 無料
(団体で見学する場合はあらかじめご連絡ください)
※駐車場あり
板付遺跡の発見
それは昭和25年1月のことです。
一人の青年が板付の畑で二つの土器を発見して感激の声をあげました。
青年は、縄文時代最後の土器と弥生時代最初の土器が一緒に出る遺跡を長い間
捜していたのです。
昭和22年から始まった静岡県登呂遺跡の発掘で、はじめて水田の跡がみつかり
弥生時代に稲作(米作り)が行われていたことが証明されました。
では稲作は、いつ、どこから伝わり、日本のどこで始まったのかが次の問題でした。
二つの土器の発見で板付遺跡こそ、その謎を解く重要な遺跡と期待され、さっそく
発掘調査が始まりました。
発掘調査は、日本考古学協会、明治大学、そして福岡市教育委員会と引き継がれて
きました。
これまでに深い溝に囲まれたムラや水田の跡が発掘され、日本で最初に稲作を
始めた頃のようすがわかってきました。
稲作の生活は、日本の文化を作り、その後の歴史を大きく変えました。
板付遺跡は、弥生時代初めのムラのようすが、よくわかる遺跡としてたいへん重要で
あることから昭和51年に国の史跡に指定されました。
福岡市教育委員会では、市民に親しまれ、弥生時代を実感できる史跡公園として
整備を行いました。
それが、弥生のムラ「板付遺跡公園」と「板付遺跡弥生館」です。
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