板付遺跡公園のガイド 〜その1〜
板付遺跡は、国指定史跡です。
日本で、最古の稲作を行っていた集落跡です。
低台地上に、およそ幅6mのV字型の環濠を東西80m、南北に約110m堀り、
上から見ると、ちょうど卵のような楕円型をした集落です。
西南部一ヶ所に陸橋があり(内環濠)、そこが外部からの連絡口となっています。
台地の周囲には水田の用水路をかねた外濠が掘られ、この二重環濠のあいだに、
墓地が作られていました。
集落・墓地・水田が複合されたムラを形成し、縄文晩期末から成立期の弥生文化を
知る上できわめて重要な遺跡であるといえます。
板付遺跡公園の入り口部分
ここが板付遺跡公園の、外側入り口になります。
この奥に進むと更に内門があり、竪穴住居の集落や環濠が出現し、
そこが古代への入り口です!
板付遺跡公園の入り口・左側に、このタイルで作られた「板付弥生のムラの案内」
の標識があります。
見のがしやすい場所にありますので、ご注意ください。
この橋のような通路の左右から、環濠が掘られています。
正面に見える内門の向こうが、竪穴住居の集落(ムラ)です。
陸橋左手から見た、環濠です。
幅6mほどで、ちょうどV字型に掘られています。
外側から見た板付遺跡公園
やよい遺跡通り側から見た、板付遺跡公園です。
ムラの周囲はウォーキングコースになっており、近所の人たちのお散歩コースです。
板付遺跡弥生館にいく道の方から見た、遺跡公園の外観です。
近くの板付北小学校の生徒たちが描いた、公園を大切にしようというメッセージの
絵が鉄柵に何枚も取り付けてあります。
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